• FX(外国為替)証拠金取引とは・FX取引の利益の出し方

FX証拠金取引とは、僅かな資金（証拠金）で各国の通貨の売買をする取引です。 現在では、資金に対して個人は２５倍、法人は３００倍までの通貨を売買できます。この倍率のことをレバッレジといいます。レバレッジ規制が行われる前までは個人でも３００倍など高いレバッレジで取引することが可能でした。 なお、このレバレッジ規制は国内業者に対しての規制なので海外FX業者によってはレバレッジ２５倍以上の取引が可能です。

レバレッジ２５倍とは、例えば、現在の為替レートが１ドル１００円だとすると、1万ドル＝１００万円の２５分の１の２万５千円で１万ドルの取引をする事が可能です。 少ないお金で大きな取引ができるので、資金効率もよく、取引を始めやすいのもFXの特徴の一つです。

FX取引の始め方：口座開設

FX取引を始めるには、証券会社やFX専業業者と呼ばれる為替証拠金取引を専門としている業者に口座を開設する必要があります。 一昔前は、証券会社でFX取引を提供しているのはごく一部でしたが、最近は大手証券など多数の証券会社もFXに参入しており、利用者側も選択の範囲が広がっています。 インターネットから簡単に口座開設を申し込む事ができます。

FX取引業者の選び方

業者の選び方として、取引ユーザーによって重視する項目は様々でしょうが、会社の信用力、手数料の低さ、取引システムの快適性、入出金の使い勝手などが挙げられるでしょうか。 FX業者の大半は顧客が預け入れた資金を会社の口座とは別に信託銀行などへ分別保管し管理しています。業者が破綻した場合でも利用者を保護する目的ですが、全額戻ってくるとは限りません。 大事なお金を預けるので会社の信用力はあるにこしたことはないでしょう。
取引手数料については、大半の業者が手数料無料ですが、FXの場合はスプレッドと呼ばれる売値と買値の差に業者の報酬が含まれているのが普通です。これが実質的な手数料となります。 ドル/円のスプレッドを例にとると、大体１銭前後で提供されています。長期的に保有する場合は手数料の差は利益に大きな影響は及ぼしませんが、短期的な売買を繰り返す場合は手数料の低さは業者を選ぶ時の重要なポイントになるでしょう。
取引システムの快適性とは、注文後に即座に反映されるか、ワンクリックで注文が可能か、取引システムの接続は安定しているかなどです。 入金についてはほとんどの業者で手数料無料でリアルタイムにインターネット上で行う事ができますが、出金についてはリアルタイム出金を取り入れている業者はまだまだ多くありません。 出金されるのが遅い業者で２営業日後、早い業者でリアルタイムまたは特定時間までに出金申請を行えば、当日出金で対応する業者もあります。